ドラゴンエイジの2023年5月号が仕事場に届きました。
20周年を記念する号の献本というわけですね。

にぎやかな表紙と付録の数々で、華やかなお祝いムードが醸し出されていますね!
デジタル隆盛になりつつある昨今ですが、これはアナログ雑誌ならではの
とても良い雰囲気で、参加作家として勝手に自画自賛したいと思います。

エイジとは17年ほどの付き合いになるのですが、
それこそ色々な出来事を共にしたとあってとても感慨深いです。
本当におめでとうございます。





さて話はちょっと変わりますが、この「ドラゴンエイジ」という雑誌、
とてつもなく「あつい」です。物理的に。
ずっと見ていましたが徐々に厚くなっていったのは間違いないです。

月刊連載してますので当然、献本という形で毎月届きます。
東京から福岡まで…結果的に17年分…
基本捨てずに保管していますのでそれなりの量になります。
ミニフィギュアなどがオマケでついていた、いわゆる付録全盛の時は
付録だけで相応の箱入りでしたのでさらにかさばります。

うず高く積まれたその量たるや、もはや歴史そのものです。

一時期雑誌の仕様変更の直後などは既存の郵送用封筒に収まらず、臨時で段ボール箱に入って届いていたことすらありました。
紙がぎっしり詰まってる小包が届くというね…(普段の封筒も大概ごっついですが)
それでも最近はちょっと手加減されてる気もしますが。
ちょっと前の一番厚いやつはこちら。






どうですこの厚さ!手加減…してない(笑)
日本にいるとそれほど違和感なく普通なのかもしれませんが、
世界的に見てこんなに厚い雑誌文化って他にあるんでしょうか。
外国の雑誌は薄い印象があるので(他をよく知らない)
こういうのって、日本ならではなのかもしれないですね。
本屋に行って新刊平置きで沢山山積みになってる…と思ったら3冊しかないのかよ!みたいな光景があるのが、日本の月刊誌の凄まじさですよね。


写真のぶ厚い2022年9月号あたりは、編集さんづてに聞いた話によると
製本機械で製本できる限界の厚さらしいとのことです。

ある意味出版・流通・技術の集大成なんですね。
ちゃんと二十年、毎月発刊できたのは凄いと思うと同時に
関わっている全てのスタッフさんにこの場を借りて感謝したいと思います。
(ちょくちょく〆切遅れたりしてごめんなさい)
そして、その雑誌に自分の漫画が載っていると思うと誇らしくもあります。



とくに海外の方には是非この狂気を感じていただき、
日本に旅行の際には是非お土産にでも持って帰ってみてはいかがでしょうか。
お友達の分も含めて何冊か…(笑)
かさばるだけでなく重量もあるので注意です!

そして日本の読者さんにはいつまで続くか分からない、
この一体何に挑戦してるんだ!感満点の楽しい文化を引き続き堪能してほしいです。
きっと今しかないこの娯楽、さっそく本屋にGOだぜ!


あ…通販だと楽?ハハハッ(・∀・)



まさに継続は力なり!ですね!

重ね重ね、ドラゴンエイジ20周年本当におめでとうございます!!


佐藤ショウジ